Mac端末のグループポリシー設定

ステップ

Mac端末の事前データ登録
[管理者操作] キッティング一括登録機能を使用して、Mac端末のログインに必要なデータを事前登録します。
ソフトウェアダウンロード
[管理者操作] 管理コンソールからソフトウェアをダウンロードし、インストーラーを各端末に配備します。
ソフトウェアインストール
[管理者 または 一般ユーザー操作] インストーラーを実行しソフトウェアをインストールします。
クライアントツールセットアップ
[管理者 または 一般ユーザー操作] クライアントツールを起動し、セットアップを行います。 セットアップ完了後、次回ログイン時には、YubiKeyを利用したログインが可能になります。
グループポリシーの反映
[管理者操作] 管理コンソールのサービス設定画面から、端末制御のためのグループポリシーを設定し、ルールを適用します。

グループポリシー

二要素認証サービスの動作、マスターキー設定、リカバリーコード設定などPC端末のルールをグループ分けしたものをグループポリシーと呼びます。 以降は、導入時に設定すべき項目について説明します。

サービス設定のアクセス方法

画面左側のメニューから「端末」アイコンをクリックし、「サービス設定」をクリックします。

グループポリシーの登録

事前に登録されたMac端末は「Defalut Policy」というポリシーに割り当てられています。 ポリシーを分ける場合は、新たにグループポリシーを登録する必要があります。

※「Defalut Policy」をそのまま使用する場合は、次のステップに進んでください。

グループポリシーの「+」アイコンをクリックします。

ポリシー名を入力し、「登録」ボタンをクリックします。

確認メッセージで、「OK」ボタンをクリックします。
グループポリシー一覧に登録したポリシーが表示されます。

二要素認証サービス設定

Mac端末での認証ポリシーを設定します。
対象のグループポリシーをクリックします。

キャッシュログオン有効期限

Windows版ではオフライン時の認証方法として、キャッシュログオンを使用しています。
Mac版では常に、キャッシュログオンによる認証を使用しているため、設定の必要はありません。

スクリーンロック

Mac端末のUSBポートからYubiKeyを引き抜いた際に、スクリーンロックをかける機能です。
設定する場合は、スクリーンロックのチェックボックスにチェックを入れます。

強制YubiKeyログオン

Mac端末のログイン時、YubiKeyによる認証を強制します。
設定する場合は、強制YubiKeyログオンのチェックボックスにチェックを入れます。

※元はWindows製品に対応したソフトウェアだったため、ログインをログオンと表記しています。

認証失敗ロック

一定回数Mac端末のログインに失敗した場合、端末ロックをかける設定を行います。
また、ロック解除時間を設定することで、指定時間経過で端末ロックを自動解除することが可能です。

  • 一定回数で端末ロックをかける場合
    「一定回数のログオンを失敗した時に端末ロックを行う。」にチェックを入れ、 回数を指定します。(10回まで設定可能)

  • ロック解除時間を設定する場合
    「認証失敗ロック後、一定時間でロックを解除する。」にチェックを入れ、 分数を指定します。(10080分(7日)まで設定可能)

二要素認証設定の保存

画面下側の「更新」ボタンをクリックし、確認メッセージで「OK」ボタンをクリックします。

マスターキーの設定

どのアカウントにもログイン可能なYubiKey(マスターキー)の設定が可能です。
詳しくはマスターキー設定を参照してください。

リカバリーコードの設定

グループポリシーと端末の割り当て

二要素認証サービス、マスターキー、リカバリーコードの設定を端末に反映させるために、 グループポリシーと端末の割り当てを行います。

対象のグループポリシーをクリックし、「端末一覧」をクリックします。
次に、端末一覧右側の「+」アイコンをクリックします。

グループポリシーの適用モーダルから対象端末の左側のチェックボックスにチェックを入れ、 「登録」ボタンをクリックします。

確認メッセージが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。

一覧に端末が表示されると割り当て完了です。

グループポリシーの設定は以上です。